「注文住宅と建売住宅のどちらにすればいいか悩む…」
「自分は注文住宅と建売住宅のどちらに向いているの?」
注文住宅を考えた時、建売住宅とどちらが良いのか迷うことがあるでしょう。そんな時は、注文住宅と建売住宅の違いを細かく比較し、希望に沿った方法はどちらなのか検討するのがおすすめです。
この記事では、注文住宅と建売住宅のそもそもの定義の違いと、8つの視点から比較した相違点を具体的に解説します。また、相違点を比較しても決めきれない場合の対処法も紹介しています。
人生の中で大きな買い物になるため、よく比較して後悔のない方法を選びましょう。
なお以下では、千歳・恵庭・苫小牧エリアのおすすめの注文住宅会社を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
注文住宅と建売住宅の定義の違い
まずは、注文住宅と建売住宅の定義の違いを解説します。注文住宅と建売住宅の大きな違いは、土地付きかどうかです。具体的には、下記の定義の違いがあります。
注文住宅 | 建売住宅 |
---|---|
・土地を購入して住宅を建てるもの ・すでに建築業者が決まっている「建築条件付き住宅」と、自分で建築業者を決める方法がある | ・土地付きの住宅を購入するもの ・すでに家が建っていてすぐに購入できるパターンと、間取りやデザインは決まっていて建築中のパターンがある |
定義が違うため、費用面やデザインの自由度等も異なってきます。さらに具体的な違いに関しては、次の項目で確認していきましょう。
注文住宅と建売住宅を徹底比較!
ここでは、注文住宅と建売住宅の違いを下記の8つの視点から比較していきます。
- 購入費用が安いのは?
- 希望のデザイン・間取り・設備を実現したいなら?
- 将来設計がしやすいのは?
- 完成系をよりリアルに知れるのは?
- 建築途中も確認しやすいのは?
- 住宅ローンが組みやすいのは?
- 手間がかかりづらいのは?
- 入居可能時期までが短いのは?
それぞれの具体的な違いを理解した上で、ご自身の場合は注文住宅と建売住宅どちらが良さそうか、検討してみてください。
購入費用が安いのは?
購入費用が安くなる傾向があるのは、建売住宅です。これは、建売住宅の場合、すでに型が決まっている「規格住宅」の中から購入する物件を選ぶことになるためです。
注文住宅はオーダーメイドで自由度が高いからこそ、デザインや素材にこだわりやすく、結果的に価格が高くなりがちだと言えます。ただし、注文住宅の場合でもある程度予算を決めておき、予算内に収まる設計にすれば、費用を抑えることは可能です。
希望のデザイン・間取り・設備を実現したいなら?
希望のデザイン・間取り・設備を実現しやすいのは、注文住宅です。注文住宅はオーダーメイドとなるため、家主の希望を叶えやすいのです。
一方で建売住宅の場合は、ある程度型が決まっている状態で購入することになります。そのため、「もっとデザインをこうしたい」という要望があっても、基本的には反映できません。
自分の好みに近い物件を選ぶ形になるでしょう。ただし、未完成の建売住宅なら、壁紙などの細かい部分を変更できる可能性はあります。
将来設計がしやすいのは?
今後の将来設計を考慮した家を作りやすいのは、注文住宅です。注文住宅なら、間取り決めも家主の自由のため、将来何人家族になりそうか等の将来設計を含めた間取り決めができます。
また、長い目で見て、飽きないデザインをチョイスすることも可能です。一方で建売住宅は、決められた間取りから選ばなければなりません。
そのため、将来設計を考えた上での希望の間取りを完全に叶えることは難しい可能性があります。とはいえ、一般的に多い3~4人家族等であれば、ご自身の希望に近い間取りを見つけることも可能でしょう。
完成系をよりリアルに知れるのは?
完成系をよりリアルに知れるのは、建売住宅です。というのも、建売住宅は、間取りやデザイン等を実際にモデルハウスで体感してから購入できるからです。
一方で注文住宅は、実際に建ってからしか目で完成系を確認することはできません。そのため、「想像していた素材感や色味と少し違った」と感じる可能性があります。
ただし、注文住宅の場合でも、希望のデザインに近いモデルハウスを見に行けば、ある程度リアルに完成系を想像することは可能です。
建築途中も確認しやすいのは?
建築途中も物件を確認しやすいのは、注文住宅です。注文住宅は一から建築していくため、建築過程を見に行くことができます。
建築過程を見ることで、順調に進んでいることが確認できたり、疑問点があれば現場監督に聞けたりして安心できるでしょう。一方の建売住宅は、すでに物件が完成しているケースも多く、建築過程は見られないことが多いと言えます。
そのため、気になることがあれば、購入する前にしっかりと聞いて解消しておいた方が良いでしょう。
住宅ローンが組みやすいのは?
住宅ローンが組みやすいのは、建売住宅です。建売住宅はすでに完成している物件が多いこともあり、購入検討段階で土地付きの住宅価格が決定しています。
そのため、ローンの審査も早く申請でき、スムーズに進めやすいというメリットがあるのです。一方で注文住宅は、土地を購入するタイミングで建物のラフ等を提出し、ローンを組むのが一般的です。
そのため、建売住宅よりは手間と時間がかかりやすいと言えるでしょう。また、フラット35を利用する場合は、建物の完成後に融資が始まります。
この場合、融資を受けるまでの資金を賄わなければならないため、場合によってはつなぎ融資などを組まなければなりません。これらの負担がかかるのは、注文住宅の一つのデメリットと言えるでしょう。
手間がかかりづらいのは?
手間がかかりづらいのは、建売住宅です。建売住宅はすでに間取りやデザインが決まっており、業者と設計書などを作る必要もないからです。
一方で注文住宅は、間取りやデザインを一から決めて、業者と話し合った上で設計図を作らなければなりません。希望を叶えやすいため、こだわればこだわるほど手間がかかってしまうのです。
この手間を省きたい場合は、建売住宅の方が向いていると言えるでしょう。
入居可能時期までが短いのは?
入居可能時期までが短いのは、建売住宅です。建売住宅ならすでに建物が完成している状態で購入できるため、契約締結後最短1~2カ月程度で入居できます。
一方で注文住宅は、建物が出来上がるまで待つ必要があります。そのため、入居できるまで8ヶ月~1年程度かかるのが一般的です。
結局、注文住宅と建売住宅どちらの方が向いてるの?
ここまで解説した注文住宅と建売住宅の違いをもとに、注文住宅が向いている人と建売住宅が向いている人をまとめていきます。
注文住宅の方が向いている人 | 建売住宅の方が向いている人 |
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・購入費用や手間をかけてでも、デザインや間取り、設備の自由度にこだわりたい人 ・ライフプランを大切にした住居に住みたい人 ・建築過程を確認して安心したい人 ・入居時期が遅くても問題ない人 | ・デザインや間取りの自由度よりも費用の低さや手間のかからなさを重要視している人 ・建売住宅でもライフプランの変化をカバーできる人 ・実物に近い建物を見てから購入するか決めたい人 ・建築過程が気にならない人 ・早く入居したい人 |
どちらの方法もメリット・デメリットがあるので、よく比較して、妥協できないポイントを守れる方を選ぶのがおすすめです。
注文住宅か建売住宅にするか迷ったら
注文住宅か建売住宅かで迷ったら、一度不動産会社へ相談してみましょう。不動産会社なら、あなたの希望の条件をもとに、どちらの購入方法の方が合っているかプロ目線でおしえてくれるはずです。
また、注文住宅や建売住宅に関して不明点がある場合は、相談する際に一緒に質問し、すべて解消しておきましょう。実際に相談をしてみて、不動産会社からの提案内容に納得できたら、そのまま依頼してしまうのもおすすめです。
千歳・恵庭・苫小牧エリアで注文住宅を建てるならコスモ建設株式会社もおすすめ

項目 | 詳細 |
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会社名 | コスモ建設株式会社 |
本社所在地 | 〒004-0841 札幌市清田区清田1条1-5-1 第6コスモビル |
本社電話番号 | 011-802-6715 |
千歳店所在地 | 〒066-0037 千歳市新富1-2-1 |
千歳店電話番号 | 0123-25-8946 |
公式HP | https://www.cosmokensetsu.co.jp/ |
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2×4工法を採用しているため、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を実現できます。2×4工法は耐震性も高く、耐震等級3を取得できるのもポイントです。
また、コスモ建設では、自社の大工と工場を持ち、一つひとつの建材を厳選しています。耐久性にも優れており、長きにわたって安心して暮らせます。
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まとめ
注文住宅と建売住宅は、購入費用の高さやデザインの自由度、将来設計のしやすさなど、様々な点が異なります。それぞれのメリット・デメリットを比較して、ご自身の希望に合うのはどちらの方法なのか、よく検討して決めることが重要です。
また、注文住宅と建売住宅の特徴を比較しても決めきれない場合は、一度不動産会社へ相談すると良いでしょう。プロの目線から、適切なアドバイスをもらえるはずです。
この記事を参考にして、自分に合った方法を選ぶようにしてみてください。