新築で長期優良住宅にするメリット・デメリットとは?長期優良住宅を建てる際のポイントも解説

長期優良住宅にするとどんなメリットがあるの?

長期優良住宅にするデメリットはあるの?

このように新築で長期優良住宅にするメリット・デメリットについて詳しく知りたいと思っている方は、多いのではないでしょうか。長期優良住宅は断熱性や気密性に優れているため、一年を通して快適に過ごせる空間を作れます。

しかし、長期優良住宅にするデメリットを把握しないで依頼すると、のちに後悔する可能性が高いです。そこでこの記事では、新築で長期優良住宅にするメリット・デメリットについて解説します。

長期優良住宅で後悔しないためにも、この記事をチェックしてみてください。

なお以下では、千歳・恵庭・苫小牧エリアのおすすめの注文住宅会社を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

長期優良住宅とは?

長期優良住宅は国が定めた厳しい基準をクリアした、長く安心して住み続けられる住宅のことです。耐久性が高く、地震にも強い構造が特徴です。

断熱性能も優れているため、一年を通して快適に過ごせます。長期優良住宅には、さまざまな税金面での優遇措置が受けられるというメリットもあります。

住宅ローン控除の優遇や、固定資産税の軽減など、経済的な負担を減らせる制度の利用が可能です。また、将来、住宅を売却する際にも、その高い性能が評価され、有利に取引できる可能性にも期待できます。

新築で長期優良住宅にするメリット

新築で長期優良住宅にするメリットは以下の5つです。

それぞれのメリットを把握して、長期優良住宅の魅力をチェックしてみてください。

税金の控除が受けられる

長期優良住宅に認定されれば、所得税の住宅ローン控除の控除期間が、一般住宅よりも長く、最大13年間受けられるというメリットがあります。また、控除対象となる住宅ローンの金額も多くなるため、多くの税金を還付してもらうことが可能です。

新築の長期優良住宅を取得した場合に受けられる優遇措置として、不動産取得税の控除額も、一般住宅よりも多いです。固定資産税についても、新築住宅に対する固定資産税の減税期間が一般住宅よりも長く、5年間受けられるというメリットがあります。

長期優良住宅を取得することで、さまざまな税金の控除を受けられ、住宅取得にかかる費用を大幅に軽減できるでしょう。

住宅ローンが優遇される

長期優良住宅を建てることで、住宅ローン金利の優遇制度を利用できます。住宅ローン金利の優遇制度は、一般の住宅ローンよりも低い金利で融資を受けられる制度です。

金利が低く設定されれば、返済額が減り、住宅ローンの負担を軽減できます。国は長期優良住宅の普及を促進するため、住宅ローン金利の優遇という形で、住宅取得を支援しています。

住宅ローン金利の優遇を受けるためには、金融機関によって条件が異なりますが、一般的には、長期優良住宅の認定を受けることが必要です。

補助金を利用できるケースがある

長期優良住宅を建てる際、さまざまな補助金が受けられる可能性があります。補助金の種類や金額は自治体やその時の政策によって変わります。

子育て世帯や高齢者世帯、障がい者世帯など、特定の条件を満たす世帯に対しては、より多くの補助金が用意されているケースが多いです。自然災害が多い地域や、再生可能エネルギーを利用した住宅に対して、独自の補助金制度を設けている場合もあります。

補助金を受けるためには、一定の手続きが必要です。住宅メーカーや注文住宅を建てる予定の役所などで、詳細な情報を確認しましょう。

地震保険料が安くなる

長期優良住宅に認定されれば、地震保険が減額されるメリットを受けられます。長期優良住宅は、国が定めた高い耐震基準を満たしているため、地震保険の見積もりにおいて低いリスクの建物として評価されるのです。

地震保険料の割引額は建物の耐震等級によって異なりますが、耐震等級が上がるほど、割引率も高くなる傾向にあります。

長期優良住宅で耐震等級3の場合は、地震保険の大幅な減額を受けられるでしょう。

長期的に資産価値を高められる

長期優良住宅は一般の住宅と比べて耐久性が高く長寿命であるため、建て替えの頻度が減ります。また、耐震性能が高いことから、地震などの自然災害に強く、建物が損傷しにくいことから、資産価値の低下を防げます。

長期優良住宅は省エネ性能が高いため、光熱費を抑えられ、経済的な負担を軽減できるのもポイントです。住宅の価値を上げる要素のひとつとして捉えられ、購入者からの評価を高めます。

長期優良住宅は高い耐久性、耐震性、省エネ性能を備えているため、長期的に資産価値を高められます。

新築で長期優良住宅にするデメリット

新築で長期優良住宅にするデメリットは以下の3つです。

それぞれのデメリットを把握し、長期優良住宅にするかどうかの参考にしてみてください。

間取りやデザインが制限される可能性がある

長期優良住宅は、間取りやデザインの自由度が制限される可能性があります。長期優良住宅の認定を受けるためには、国が定めた厳しい基準をクリアしなければなりません。

構造材の種類や断熱材の性能、耐震性能など、建物の性能に関する部分が細かく規定されています。規定を満たすために、建築設計の段階から制約を受けることがあります。

たとえば、断熱性能を高めるために壁厚が厚くなってしまい、間取りに制限が出てしまうケースや構造上の理由から柱や梁の位置を自由に決められない場合などです。

また、デザインに関しても外壁材の種類や色、窓の配置など、選択肢が限られることがあります。長期優良住宅は性能面で非常に優れていますが、間取りやデザインの自由度を犠牲にする可能性があることを理解しておきましょう。

建築期間が長引くケースが多い

長期優良住宅にすると建築期間が長引くケースが多いです。長期優良住宅の認定を受けるためには、さまざまな性能基準を満たす必要があります。

通常の住宅よりも設計や施工に手間がかかり、結果として建築期間が長くなります。たとえば、高性能な断熱材を使用したり、耐震性能を強化したりするために、特殊な工法を採用するケースなどです。

特殊な工法は熟練の技術者が必要となるため、人手不足が深刻な昨今、建築スケジュールに影響が出る可能性も考えられます。さらに、長期優良住宅の認定申請手続きにも時間がかかるため、着工までに数か月かかることもあります。

長期優良住宅を建てる際は、一般的な住宅よりも余裕を持って計画を進める必要があるといえるでしょう。

定期的にメンテナンスを施す必要がある

長期優良住宅は建物の耐久性を高め、長期にわたって利用できるように設計されています。長期優良住宅の認定を受けるには、建物の劣化を抑制するための対策が求められます。

具体的には、建物の構造や外壁、屋根などの定期的な点検・補修などです。メンテナンスは建物の寿命を延ばし、資産価値の維持に繋がる一方で、費用や手間がかかります。

専門業者に依頼する場合、費用は高額になる可能性があります。また、定期的な点検・補修をおこなうためには、スケジュール管理や業者とのやり取りなど、一定の負担が生じることも把握しておきましょう。

新築住宅で長期優良住宅にする際のポイント

新築住宅で長期優良住宅にする際は、「長期優良住宅を建てられる住宅メーカー選びをする」と「資金計画を入念にしておく」の2つを意識しましょう。2つのポイントを意識することで、長期優良住宅での失敗を防げるでしょう。

長期優良住宅を建てられる住宅メーカー選びをする

長期優良住宅を建てるためには、長期優良住宅に対応している住宅メーカーを選ぶ必要があります。住宅メーカーの中には長期優良住宅に対応していない会社もあります。

住宅メーカー選びをする際は、長期優良住宅に関する実績は重要な要素です。多くの実績があるメーカーはノウハウが豊富で、安心して家を建てられます。

また、自由度の高さもチェックしておきましょう。長期優良住宅は間取りやデザインを制限される可能性があるため、理想の家に近づけられるかを確認することが大切です。

アフターサービスについても確認しておきましょう。住宅に問題が発生した際に、迅速に対応してくれるか、保証期間はどのくらいかなどを事前に確認しておくことで、安心して暮らせます。

資金計画を入念にしておく

長期優良住宅は、一般的な住宅に比べて初期費用が高くなる傾向があります。高性能な建材を使用したり、耐震性を高めたりするためには、コストがかかってしまうためです。

資金計画をしっかり立てておかないと、途中で資金がショートしてしまう可能性があります。資金計画をする上で大切なのは、自分がどのくらいの予算を住宅にかけられるのかを明確にすることです。

収入や貯蓄額、借入可能額などを総合的に判断し、無理のない範囲で予算を設定しましょう。また、長期優良住宅の建築にかかる費用を具体的に把握する必要があります。

土地の購入費用、建物本体の建築費用、諸経費などさまざまな費用がかかります。長期優良住宅の建築にかかる費用を具体的にすると、資金計画を立てやすいです。

住宅メーカーの担当者にサポートしてもらいながら、資金計画を入念におこないましょう。

長期優良住宅を建てるならコスモ建設がおすすめ

出典元:コスモ建設
項目詳細
会社名コスモ建設株式会社
本社所在地〒004-0841 札幌市清田区清田1条1-5-1 第6コスモビル
本社電話番号011-802-6715
千歳店所在地〒066-0037 千歳市新富1-2-1
千歳店電話番号 0123-25-8946
公式HPhttps://www.cosmokensetsu.co.jp/

長期優良住宅を建てるならコスモ建設がおすすめです。コスモ建設は長期優良住宅を低コストで実現できる住宅メーカーです。

2×4工法を採用し、断熱性や気密性、耐震性に優れた空間を実現できます。コスモ建設は自社の大工と工場を持っており、高品質な住宅を安定して提供しています。

シックハウス症候群にも配慮し、自然素材を積極的に使用している点も魅力です。また、バリアフリー設計にも対応しており、小さなお子様からご高齢の方まで、安心して暮らせます。

札幌市周辺で長期優良住宅を検討している場合は、コスモ建設に相談してみてください。

以下の記事では、北海道で40年以上にわたり、お客様一人ひとりの夢を形にしてきたコスモ建設株式会社の注文住宅づくりについて詳しく紹介しています。厳しい北海道の気候に対応した高気密・高断熱設計、自社パネル工場による確かな品質管理、そしてお客様のライフスタイルに寄り添った提案力など、同社の注文住宅づくりへのこだわりが詳細に解説されていますので、マイホームをお考えの方は、ぜひご参考ください。

まとめ

新築で長期優良住宅を建てると税金が優遇されたり住宅ローン金利が優遇されたりと、多くのメリットを得られます。一方、建築費用が高くなったり工期が長くなりやすかったりといったデメリットもあります。

新築で長期優良住宅を建てる際は事前に資金計画をして、無理ない返済で実現できるかをチェックすることが重要です。また、住宅メーカー選びをする際は、長期優良住宅に対応しているかも確認しておきましょう。

この記事を参考にして、長期優良住宅を建ててみてください。

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